自宅で治せる!オンライン診療で治療できる皮膚の症状について。医師が教える正しいケアの方法とは?

あなたは皮ふに関する悩みはないでしょうか? 「乾燥肌」「蕁麻疹(じんましん)」「アトピー性皮膚炎」「にきび(尋常性ざ瘡)」「ヘルペス、帯状疱疹」など、皮ふに関する悩みはつきもので、季節によっても変わってきます。 しかし、皮ふの悩みは後回しにされがちで、なかなか病院にまではいけていない、という人も多いです。 そんな悩み、是非オンライン診療で解決しましょう。 実は、多くの皮ふの病気は、オンライン診療で治療できますし、写真を撮って送ってもらえると細かい部分まで医師が観察できて安心です。 今回はオンライン診療、MY MEDICAで相談できる皮ふの悩みについて紹介していきます。

蕁麻疹(じんましん)

まず紹介するのは、じんましん。
じんましんの原因は
・ストレス
・アレルギー
・花粉
・発汗
など様々ですが、実はなんと約80%が原因不明なんです。

じんましんは「膨疹(ぼうしん)」と呼ばれるまるで蚊に刺された後のようなぷっくりした発疹が出ます。
治療は「ヒスタミン」というかゆみのもととなる物質を抑え込む飲み薬や、かゆみ止めの塗り薬を使用します。
現代ではできるだけ眠くなりにくいお薬を処方しているので、安心です。

湿疹(しっしん)

次に、湿疹についてお話ししましょう。
湿疹の仲間で、皆さんが特にお悩みなのが「乾燥肌」ではないでしょうか。
乾燥肌は医学用語で「皮脂欠乏性湿疹(ひしけつぼうせいしっしん)」と呼ばれるれっきとした病気なんです。
乾燥肌は、皮膚のバリア機能が低下し、水分が奪われやすくなった状態を指します。
乾燥肌の症状としては、
・肌のつっぱり感
・かゆみ
・赤み
・ひび割れ
などがあり、かゆみでかいてしまうとさらに悪化し、色素沈着が起こってしまうこともあります。

乾燥肌の治療では、まず保湿が大切。
「ヒルドイドクリーム」や「ワセリン」などの保湿剤を使って、肌の水分を保つことが重要です。
また、肌に優しい石鹸を選ぶこと、入浴後すぐに保湿剤を塗ることなども、乾燥肌の改善に役立ちます。

そして乾燥肌以外にも、湿疹やアトピー性皮膚炎も、オンライン診療で治療可能。
 アトピーは今紹介した乾燥肌が悪化の原因になる病気で、良くなったり悪くなったりを繰り返す皮ふのかゆみに悩んでいる人も多いでしょう。
アトピーの基本治療は、「ステロイドの塗り薬」。
ステロイドの塗り薬は実は強さが5段階あり、症状のひどさに応じてこれらの薬を使い分けます。
弱めのステロイド→ロコイド
強めのステロイド→リンデロン、アンテベート
といった名前の薬があるんですね。
塗り薬には軟膏タイプ、クリームタイプ、ローションタイプなど様々な種類があり、例えば頭皮の症状であればローションタイプなど、場所や好みによって使い分けるものなんです。
継続的にステロイドの塗り薬で治療することで、症状をコントロールする治療を行います。

にきび(尋常性ざ瘡)

続いては、にきびの治療法について見ていきましょう。
にきびは、毛穴のつまり、皮脂の分泌が増える、アクネ菌というばいきんの増殖などで起こる皮膚トラブルです。
にきびの治療では、まず普段から洗顔をしっかり行い、清潔な皮膚の状態を保つこと。
そして、にきびを改善するためのアダパレンベピオゲルといった塗り薬を使用したり、
症状がひどい場合は「ミノサイクリン」などの抗生物質の飲み薬を使用することもあります。

ヘルペス(口唇・性器)、帯状疱疹(たいじょうほうしん)

ヘルペスと帯状疱疹にも触れておきます。
ヘルペスは、ヘルペスウイルスの感染によって起こる皮膚の病気。口の周りや性器に、痛みを伴う水ぶくれができるのが特徴です。

帯状疱疹は、小さい時に感染した水疱瘡(みずぼうそう)のウイルスが活性化して起きるもの。
体の片側に、赤い発疹や水ぶくれができ、強い痛みを伴います。

このような皮ふのトラブル。
すぐ対応したい時は是非オンライン診療を活用しましょう。

薬が切れてしまった人やなくなりそうな人も、お気軽にMY MEDICAのオンライン診療で空き時間でいいので、医師受診や相談をして下さい。
こんな薬を試してみたい、といった内容でもOKです。
ぜひ自分に合った方法を見つけて、皮ふのモヤモヤ、トラブルを解消し、さわやかに毎日を過ごしていきましょう。

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