辛い鼻づまりを治す!意外に知られていない副鼻腔炎の正しい治し方

あなたは辛い鼻づまりや頭痛に悩んでいませんか? 「副鼻腔炎」(ふくびくうえん)」という言葉を聞いたことはありますか? 副鼻腔炎は、鼻の奥にある「副鼻腔」という空間に炎症が起きる病気です。 「臭いがしない」 「鼻づまり」 「頭痛がする」 といった症状で、日常生活に大きな影響を与えることもあります。 「蓄膿(ちくのう)」と呼ばれることもありますね。 原因は 「アレルギー」 「カビ」 「空気の汚れ」 など。 また、風邪をきっかけに副鼻腔炎を発症することもよくあるんです。 しかし、副鼻腔炎の正しい対処法を知らず、症状に悩まされている人は多くいます。 今回は、そんな副鼻腔炎の正しい対処法について、セルフケアと治療の両面から学んでいきましょう。

副鼻腔炎のセルフケアについて「鼻うがい」

まず、自分でできる対策について紹介していきます。
一番おススメの対策は「鼻うがい」です。
鼻うがいとは、専用の鼻を洗浄する道具で、生理食塩水を使って鼻の中をまるでシャワーのように洗い流すことを指します。
生理食塩水は、水1Lに対して塩9gくらいを加えて作ってください。
温度は体温よりも少し高い40度くらいがよいでしょう。

鼻洗浄の道具を鼻の中に入れて、「あー」と声を出しながら鼻の中に食塩水を入れ、
もう片方の鼻の穴、あるいは口から食塩水を出す、という方法です。
鼻の中の膿や、ウイルス、異物をスッキリ洗い流すことができます。
1日数回行うことで、快適に過ごせるようになる方が多いです。
苦手な方もいますが、慣れるとやらないと気が済まなくなる人もいるので、是非試してみてください。

副鼻腔炎のセルフケアについて「鼻を温める」

「鼻を温める」という行為も有効な場合があります。
まず、お湯につけるか、水で濡らしたあとでレンジで温めた蒸しタオルを鼻の上に置きます。
そして鼻の中を湿らせながら鼻を温めることで、鼻の血管が拡張し、鼻の通りが良くなることがあります。
副鼻腔炎にとってデメリットはない対策なので、この方法も是非試してみましょう。

副鼻腔炎の治療について

これらの「自分でできる対策」をまずは是非行って欲しいのですが、万人に効くわけではありません。
また根本的な治療という訳ではないので、もしセルフケアで治らなければ治療が必要です
副鼻腔炎の正しい治療の知識も身に着けておいてください。
副鼻腔炎に対しては、症状が数日から1週間程度続いている「急性」の場合には、
・抗生物質の治療
・アレルギーを改善させる飲み薬
・鼻にシュッシュとさしこむ点鼻薬
などの使用を検討します。

「慢性(3か月以上など、症状が長引く)」のタイプに対しては、「マクロライド」と呼ばれる抗生物質を少量で長い間使用することで、鼻の粘膜の状態を改善させていきます。
また最終的に飲み薬で治らなければ、吸入薬を霧状にして、鼻の奥に届ける「ネブライザー」という方法や、手術が必要な場合があるので、近くの耳鼻科を受診しましょう。

副鼻腔炎はこじらせるとなかなか改善せず、ストレスを抱えたり、集中力の低下につながりやすい病気です。
症状があるのに、まだ治療を受けていない人、もしくは薬が切れてしまった人やなくなりそうな人も、お気軽にMY MEDICAのオンライン診療で空き時間でいいので、医師の受診や相談をしてください。
こんな薬を試してみたい、といった相談でもOKです。
ぜひ自分に合った方法を見つけて、辛い鼻の症状を解消し、快適な日常を取り戻しましょう。

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