生活習慣病というサイレントキラー

「再検査の必要性はわかったけど、薬も飲んだし治った気がする」
「仕事も忙しいし、今はどこも痛くないから、もう治療しなくていいか」
再検査を受けてついそう思ってしまうのは、あなただけではありません。
人間という生き物は、痛みや苦しみがなければ「ピンチだ!」とは感じられないようにできています。だから、後回しにしてしまうのは、ある意味ごく自然な反応なんですね。
しかし、 そんなあなたに知っていただきたいことがあります。
それは生活習慣病の怖さです
今回は、知らないうちに進行する生活習慣病と、それがどのように将来の生活に影響するのかについてお話しします。
私たちの身体の中には、24時間休まず酸素や栄養を運ぶ「血管」という道路が張り巡らされています。これを、水を送る「ホース」に例えてみましょう。
「血圧が高い」「血糖値が高い」「脂質の数値が悪い」という状態は、このホースに対して、常に強すぎる圧力がかかったり、内側にベタベタした不純物がこびりついたりしている状態です。
これが「動脈硬化(どうみゃくこうか)」という、血管が脆(もろ)く、硬くなる変化です。 血管はこのダメージをじっと耐え続けますが、ある日突然、限界を迎えます。
- 血管がパンッとはじけて破れる(出血)
- 汚れが詰まって血液の流れが完全に止まる(梗塞:こうそく)
こうしたトラブルが脳で起きると、その先の脳細胞に血液が届かなくなり、大切な神経がダメージを受けてしまいます。その結果として、「言葉がうまく出ない」「手足を思い通りに動かせない」といった症状が出てしまう……。
このような症状を引き起こす元凶とされるのが高血圧や高尿酸血症、糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病であり、それらが「サイレントキラー(沈黙の暗殺者)」と呼ばれ、怖がられている理由なんです
こうした症状が現れると、それは単に「病気になる」という以上の不便さを生活に突きつけます。
昨日まで当たり前に仕事をこなし、休みの日には自分の好きなように過ごしていた。 そんな毎日が、ある日を境に「リハビリ」が必要になったり、身の回りのことに「誰かの助け」が必要になったりする。それは、あなた自身の自由がなくなるだけでなく、あなたを支えるご家族の生活をも大きく変えてしまう可能性がある、非常に重い現実です。
こうした事態は、まだ身体が元気に動けているうちに、音もなく準備されています。 だからこそ、「どこも痛くなくて、D:異常の可能性あり(要再検査)と診断結果が出た、今」というタイミングが、これからの何十年を左右する、最も大事な分かれ道になるわけなんです。
「治療」と聞くと、何かすごく大変なことをさせられるイメージがあるかもしれません。 ですが、生活習慣病の治療は、無理なく続けられます。「これまでの日常を、長く守るため」だと考えてみてください。
- 今の状態を知る: 健康診断で今、自分の血管がどのくらいダメージを受けているのかを正しく知る
- 治療継続: 必要であれば、おくすりを使って、血管が破れたり詰まったりするリスクを最小限に抑えます。
- 生活習慣の改善: 治療をしながら、食事の味付けを少しだけ変える、歩く時間をわずかに増やすといった、無理のない範囲から始めます
最近のお薬は副作用も少なく、1日1回飲むだけで無理なく続けられるものが増えています。今のコンディションを長く保つために、医学の力をうまく「利用」する。そんなイメージを持っていただくと良いかもしれません。
「病院の待ち時間が長いし、仕事が忙しくて時間が作れない」 そうした声にお応えして、私たちMY MEDICAはオンライン診療サービスを提供しています。
お手元にある「健康診断の結果表」をもとに、スマホ越しに診断を受け、治療を開始すること。それだけで、あなたの未来に向けて新たな1歩を踏み出すことができます。わざわざ会社を休まなくても、自宅や仕事の合間を使って、効率的に将来のリスクを管理できるわけなんですね。
MY MEDICAは、あなたがこの先もずっと、自分らしくお仕事を続け、大切な人と過ごす時間を守れるよう、医療の視点からサポートしていきます。
再検査を受けて治療を開始した方は、今の健康な状態をキープするための材料として活用してみてください。


