第1回:気づかないうちに進む高血圧

5月17日は「世界高血圧デー(高血圧の日)」であることをご存知でしょうか。 MY MEDICAでは全3回にわたり「無理なく続ける血管メンテナンス」をテーマにしたコラムをお届けします。第1回は、気づかないうちに進む高血圧についてです。
【連載スケジュール】
- ・第1回(本日):自覚症状ゼロの落とし穴?血管が放つ「静かなサイン」を見逃さないために
- ・第2回:極端な我慢は不要!無理なく続ける血管メンテナンス術
- ・第3回:血圧測定で未来を守る。MY MEDICAと一緒に描く健康のロードマップ
それでは、第1回のコラムをお届けします。
「自分は健康だから大丈夫」——そう思っている方にこそ、知ってほしい事実があります。 高血圧は別名「サイレントキラー(静かなる殺し屋)」と呼ばれ、気づかないうちに血管へ負担をかけ続けます。日本に約4,300万人いると推定される高血圧患者のうち、実際に治療を受けている方は6割に満たないと言われています。
その最大の理由は、「痛くもかゆくもない(自覚症状がない)」からです。血圧が高い状態とは、血管という「ホース」に常に強い圧力がかかっている状態です。そのまま放置すると、ある日突然、ホースが破裂したり詰まったりする原因になってしまいます。
私たちの身体は、人生を支える「インフラ」のようなものです。どこも痛くない「今」だからこそ、自分の「いつもの血圧」を知っておく点検作業が重要です。
車に定期点検が必要なように、身体も「症状が出てから」ではなく、「症状が出る前」に状態を確認することが大切です。
高血圧は、ある日突然始まるものではありません。少しずつ血管に負担が積み重なり、長い時間をかけて進行していきます。だからこそ、今の状態を知っておくことが、将来の大きな変化を防ぐ第一歩になります。
まずは一度、ご自宅や職場で血圧を測ってみましょう。 ご自身の「今の状態」を知ることが、当たり前の毎日を守るための第一歩になります。次回は、「無理なく続ける血管メンテナンス」についてお届けします。
※日本に約4,300万人と推定される高血圧患者のうち、実際に治療を受けているのは6割に満たない約2,450万人とされています(日本高血圧学会のデータより)。


